友人に勧められてから、ここ3年位はまっている京極夏彦作品。
古本屋「京極堂」の主人であり、「陰陽師」であり、「憑き物落とし」、と
3つの顔を持つ「京極堂」こと「中禅寺 秋彦」が主役の京極堂シリーズ。
闇に葬られる事件の解決を請け負う、小股潜りの又市を頭とする「又市一味」が
活躍する百物語(又市一味)シリーズ。
この2つが有名ですが、現在四谷怪談の「お岩さん」のお話「嗤う伊右衛門」を
読み終えるところです。
恋愛映画とかドラマとかが苦手な自分ですが、この「嗤う伊右衛門」は
ある意味恋愛小説と言ってもよいくらいで、人を好きになる難しいさ、せつなさ。
愛情の表し方、示し方の色々な形。
もの凄い感情移入されせつなくなり、夢中になっております。
単なる怪談として有名になってしまったお岩さん。
この作品で見方が変わると思いますよ? あと数ページ残してますが是非にと
一読お勧め致します。
人は容姿や学歴や名声ではない。今更ですが、そう改めて思いましたね。
朝の通勤ラッシュ中にせつなさ全開だったクロシバです。どもども。
さてリネ。
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